ごあいさつ


理事長日高實 プロフィール
1932年東串良町生まれ、
鹿児島大学医学部を卒業後鹿児島大学医学部付属病院第二内科入局、第二内科医局長を経て財団法人東風会三船病院院長就任。平成2年理事長就任。
医学博士。
趣味は囲碁(8段)、平成15年には日本棋院鹿児島県連合会会長に就任。






 三船病院は今からさかのぼること七十余年前の昭和12年、鹿児島で初めての結核病棟を備えた病院としてこの地に誕生しました。 創設者がこの地にこだわったのは何といっても風光明媚なその「環境」にあります。目の前に拡がる錦江湾と雄大な桜島、この環境こそが人々の心を和ませてくれるものだと信じたからです。  太古の昔から人は自然とともに生きてきました。光、土、水、風すべてがわれわれの命の源です。豊かな自然の中にいるだけで心が落ち着き、活力が湧いてくる…。文字通り私たち人間も自然の一部だと言えます。


 確かに自然は私たちの心を和ませてくれますが、しかし、本当の意味の環境とは、人と人の間におけるコミュニケーションを含めたものを指します。だからこそ「三船病院の職員に接しただけで元気が出たよ!」と言っていただけるような職場づくりに努めています。  私は働くことの意味は『職業奉仕』つまり、仕事を通じて人の役に立つことだと教えられてきました。そのためには妥協があってはなりません。一刻一秒を争う医療現場においては常に緊張感を持ちながら仕事外ではリラックスできる環境の整備などバランスの取れた人間形成を目指しています。  当院では、入職の際、すべての面接に理事長である私が関わっています。それは当院の方針を心の底から理解していただくためです。一致団結し、職員が共に手を携え協力し合うからこそいいチーム医療につながります。また、社員旅行および忘年会といったレクレーションを特に大事にしています。それは一同が会するイベントこそ格好のコミュニケーション形成の場だと考えているからです。

病院理念

患者様の視点に立ったチーム医療を通じて、高齢社会を支えるとともに地域に貢献します。

基本方針

1.救急疾患にも対応できる医療体制を整えます。
2.手厚い看護と充実のリハビリテーションを提供します。
3.癒しの環境づくりに努めます。
4.地域により密着した医療を展開します。
5.地域内における医療・福祉連携を充実させます。

患者の権利に関する宣言

1.診療についてご理解、納得の頂ける言葉でご説明いたします。
2.治療、処置をはじめる前には必要な情報を提供し同意を得た上で実施いたします。
3.患者様に関するすべてのプライバシーを守ります。
4.継続性のある医療、介護を提供いたします。
5.要望に応じてセカンドオピニオンを保証します。